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8月某日、夏休み中の内定獲得4年生4人に、内定獲得のポイントや、失敗談・成功談など、就職活動ぶっちゃけトークを披露してもらいました。

井出さん
東京家政大学 
文学部
内定先:マスコミ
函南町出身
★大学では心理学を勉強していたので、人事などの分野に興味を感じたとのこと。
木村さん
静岡県立大学 
国際関係学部
内定先:地方銀行
仙台市出身
★野球観戦と楽器が大好き!ピアノの他、フルートなどにも挑戦しているとか。
佐藤さん
静岡大学 人文学部
内定先:信用金庫
静岡市出身
★子供の頃から柔道を続けているという佐藤さん。ギターが好きで50年代の音楽にハマってるとか。
後藤さん
東京経済大学 
経済学部
内定先:住宅メーカー
富士市出身
★大学のゼミでは、オリジナル広告を作ったりなど、マーケティングに興味があるとのこと。

     就職を意識した時期は?
後藤さん: 大学3年生の4月に学校でキャリアアップセミナーがあって、それからです。
木村さん: 私もそのくらいの時期からです。
井手さん: 3年の7月にインターンシップの募集があって、その頃にはハッキリと意識しはじめました。
佐藤さん: 僕は3年の11月頃からですね。
     就活を始める際に悩んだことはありましたか?
木村さん 最初は就活って、何をどうすれば良いか全く分からなかったんです。自己分析、とか言っても何したら良いのか…。とりあえず行動するしかないと思って動き始めました。
佐藤さん アルバイトしてたので、学校とバイトに加えて就活との両立が上手く出来るか最初は心配でした。
     自己分析で何か参考にしたものはありましたか?
 
木村さん 就活本は買いました。書店に行くと、一番売れてます!っていうコーナーがあって、すごくいっぱい種類があるんですよ。これをやった人がいちばん内定が出たとか、いちばん売れてますとか、人気がありますとか…全部良いじゃん(笑)。何冊も必要ないけど、中身を見て自分に合っていそうなのを選べば参考になると思いました。
後藤さん SJCの新春セミナーで坂本直文さんの講演があった時に『面接で聞かれる100の質問』ていう内容のプリントを貰ったんですけど、これが自己分析にすごく役立ちました。なぜこの答えになったのかなっていうのを逆に考えていくと、結果自己分析になるんですね。友達にもすごく好評で、コピーして配りましたよ。
家族に自分がどんな人か聞いたのも良かったです。自分が覚えてないような事まで話してくれたりして。家族とか友人とか、第三者の目から見た意見が大切ですね。
木村さん 家族や友人に聞きました。
「私は明るい性格です」、とか言っていたのが、自己分析を進めるうちにそうじゃないところもあるんだって分かってきて…。悩んでしまって母親に聞いてみたら「あなたは小さいときから積極的で明るい子だったよ」と言ってくれて。自分で思っていても周囲の人がそう感じなかったら意味ないですもんね。
友達にも“私ってどんな人?”って聞いてみましたけど、お陰で友情が深まりました(笑)。
佐藤さん 自己分析やってると“それはなぜ?”っていう問いに終わりがなくてタイヘン(笑)。だから自己分析とかは早めに取り掛かった方が良いと思いました。
     Uターンした方、決心した理由は何ですか?
井手さん 家族のこととか将来のこととか、いろいろ考えました。将来仕事を続けながら子供を育てることを考えると、親が近くにいた方が良いし。弟がいるんですけど、将来のことを考えると、やっぱり自分も親の近くにいないといけないなぁ、って思いましたので。
後藤さん 東京のビジネスマンに憧れてたんですよ、カッコイイなぁって(笑)。最初から営業マン志望で、それがダメなら公務員って。だから当初はそのまま東京で就職しようと思ってました。
父親は「お前が選んだ道を行けば良い」って言ってくれたんですけど、母親の方は戻ってほしい訳で。長男だし農家だし。農家をつがなくても、とにかく戻ってほしいって。家族会議までやって、家族みんなで十何年ぶりに泣きましたよ、それくらい真剣に家族と話し合いました。
     初期段階で“やりたいこと”、“進みたい業界”は明確でしたか?
佐藤さん 最初は業種とか職種を特定していたわけではなかったんですが、何しろ静岡の企業に就職したいということは考えていました。
井手さん 私は何をしたいとかは決まっていなくて、みんなが知っている有名だったり大きかったりというような企業、いわゆる“ブランド就活”でした。
木村さん ゼミで金融のことをやっていたので、それで自然に証券とか銀行を目指したんですが、就活を進めて合説とかに参加するうちにサービス業も良いかも…とか思い始めて。
後藤さん 初期段階から商社でしたね。大学の広告のゼミで作ったものを持っていき、見てもらった食品系商社もありました。
     業種や職種はどうやって絞り込みましたか?
佐藤さん 自分の中に軸を作って、それに近い業種を選んでいきました。地元企業とか、安定性とか、優先順位をつけて、そのなかで自分に合った、やりがいのあるものを選んでいく方法です。
井手さん 自分はずっとブランド就活から抜けきれなくて、結局マスコミと金融両方から内定を頂いてどちらにするか悩みました。金融の方は営業職で、マスコミは事務職でしたが、自分の時間を大切にできそうなのと、社員や内定者に個性的な人が多くで社内の雰囲気も良かったので、最終的にマスコミの方を選びました。
自分がその職場で働いている姿を想像できるかどうか、というのが大切なポイントになりました。だから業種や職種の絞り込みはしていないんです(笑)。
後藤さん 公務員も選択肢に入っていたんですが、でも実際に役所の窓口とか行ってみたら雰囲気が良くなくって、公務員はやめました。
    説明会などで工夫したことなどありますか?
佐藤さん 3月の合説に自分が志望していた業界の企業が参加していたんですけど、合説も終わりの時間近くになると席がすいてくるじゃないですか。だから4時半とか5時近くまでいて、そういう時を狙ってブース訪問したりしました。合説も早い時間だと口が回らないけど、そのうち口が滑らかになってくるし。狙い目のところは最後にしたりとかしてました。
それと、印象づけられる質問を用意していったりとか。
木村さん 最初は緊張して上手くしゃべれないけど、合説で何度もブース訪問して、そのうち担当の方と親しくなって、世間話とかになってくるから、そこまで行けば大丈夫って(笑)。
佐藤さん 「最近の気になるニュースは?」みたいな質問が集団面接で出たりすると、先にしゃべった人とネタがだぶることがあるので、少し変わりダネを用意したりしてました。
     同じ就活生の立場で、他の就活生を見た感想を聞かせてください。
木村さん 合説来たのにすぐ帰っちゃったりする人、いますよね。何しに来たんだろう、もったいないなぁって思う。
佐藤さん 壁にくっついてずっと立って見ていたりとか。
木村さん 友達で絶対前の席をキープするって人がいて、ブースの後ろで待機していて前の人達の話が終わる瞬間、ササッと前に出ていって。さすがにそれはマネできなかったけど(笑)。
後藤さん 身だしなみとか、マナーあいさつとか大切なんですが、相手から見られているっていう意識がない人が結構いましたね。就活するってことは社会人としての意識を持つって事だと思いますよ。
佐藤さん 友達同士で来たり、彼と彼女っていうのもNGですね。こういう時は単独行動が基本です。
井手さん 友達とずっとおしゃべりしていたり。そういうのすごくイヤですね。
木村さん 知っている人がいたら、ちょっとずらして行くとか工夫したほうが良いと思う。
井手さん 企業へ有名私大の人と一緒に入っていったら人事の人が「おぅ○○君!」ってその人に声を掛けて、その人だけ別の部屋に通されたときはムッとしましたね。
佐藤さん 有名進学校から六大学へ、みたいな人は待遇が違うんですよね。そういうの見ちゃうと、う~ん、と思ってしまう…。企業の方もそういうの上手くやってほしいと思いますね。
     ストレス解消法は?
佐藤さん ひたすら趣味に走ります。
木村さん 私はピアノを弾くことです。弾いている時はそのことに集中できるから。
井手さん 先輩に悩みを相談しました。SJCの就活ゼミで知り合った先輩がとにかくマメな人で、聞けば何でも答えてくれるし、すっごい長いメールで返してくれたりして、不安解消になりました。
翌日何も予定が入っていない時は、お笑いの深夜番組をずっと見たりして一日だらだらと過ごしました。深夜のテレビショッピングとかも、つい見ちゃいますよねぇ。営業トークが学べるとか(笑)。
後藤さん 僕はストレスが溜まったら行動するって事ですね。自慢してるみたいな話しなんですが、自分に自信を持ってるんですよ。成し遂げて来たことなんか何もないんだけど、今ある自分を肯定する、マイナスを見ずにプラスを見るっていうか。ポジティブな人間なんで。
     役に立った就活ツールは?情報収集はどうやってしましたか?
佐藤さん やっぱりインターネットですね。就職情報サイトは4~5社登録してました。
井手さん お目当ての会社が特定のナビだけからエントリーを受け付けている場合が結構あって、そのナビに登録するつもりはなかったんですが仕方なく登録しました(笑)。
先輩に具体的な情報を聞いたのも、とても役に立ちました。この時期に説明会があるとか、面接でこんな質問をされたとか、っていう。
それと、私は東京の大学だったので静岡の情報が全然なくって困りました。だから静岡の情報はSJCナビで(笑)。
後藤さん 3年生の4月頃に大学でキャリアアップセミナーがあった時に、用紙に名前とか住所書きましたけど、それが就職サイトの登録で、あとでメールにIDとか送られてきました。ナビによって知りたい情報が載っていたりいなかったり、コンテンツにも特徴があるから、複数のナビを使い分けてました。
情報収集ですが、人のナマの声を聞くのが一番良かったです。人事の方にベテランの営業社員の方を紹介してもらい、いろいろとお話をして頂いたのですが、良いことも大変なこともホンネで話してくれました。
     役に立った・印象に残った、という講演やセミナーなどありましたか?
井手さん 学内で福島直樹先生が講師をしてくれる時間があったんですが、お話がとても上手で、おもしろくてためになりました。
後藤さん 住宅賃貸会社の説明会に行ったら社長さんが出てきて、今まで経験した事をさらけ出して話してくれて。とりつくろうんじゃなくて、自分の素を出して良かったっていう話しだったんですが、すっごく感動しました。やっぱり、社長の話が聞けると、すごく勉強になりますね。人生経験とか、逆境に対する姿勢とか。スケールが大きいし。
井手さん SJCの就活講座と就活ゼミは参加して良かったですね。自分が自己紹介しているところをビデオで撮ってそれを見て批評してもらったり、自分を客観的にとらえることができました。
佐藤さん 僕も参加しましたけど、とても実践的な内容で、合説に参加する前にすごくモチベーションが上がりましたね。
木村さん 学校でも就職のゼミはあるんだけど、大きい教室で授業聞いているのと変わらなくて…。
     就活に携帯は利用しましたか?
井手さん 携帯はよく使いました。企業の場所とか確認したり。
司会: パケット使い放題みたいなのに入っている?
後藤さん 人事の方からは携帯に電話が掛かってくるので、いつでも出られるようにしてました。でも授業中に掛かって来たりするんですよね(笑)。PCメールを携帯で見られるサービスがあるんですけど、それは外出しててもメールチェックできるので、役に立ちました。
佐藤さん 僕は地元だったので情報を携帯で見ることはほとんどなくて、PCだけで間に合いました。
     成功の秘訣、あるいは失敗談などは?
佐藤さん 時計が遅れていて説明会の時間ぎりぎりに滑り込んだ、っていう失敗がありました。
実は内定を頂いた企業に一度落とされたんですよ。結果は一週間以内に連絡するって事だったのに連絡が来ないので、「どの点が至らなかったのか教えてください」って問い合わせしたら、「ご返事します」って事だったのにその返事も来なくて。それで、再度「お返事しますとの事でしたが、如何でしょうか」って電話掛けたら「来てください」って事になって。それで内定もらいました。
全員: へ~、すご~い!
井手さん 私の場合、とにかく早めに動けたのが成功の秘訣だったと思います。いろんな意味で準備していけました。
木村さん 面接で毎年同じような質問をする企業が多いらしく、先輩からいろいろと教えてもらっていたのが役に立ち、某社ではそのままの内容が出ました(笑)。
後藤さん 自分を良い方向にコントロールできたことですね。いつも前向きに!って。内定が早く決まりすぎて、少し不安になった部分もありますが。
 
     就活を通じて得たもの、学んだことはありますか?
佐藤さん 県の施設のヤングジョブステーションで模擬面接をやってくれたんですが、その時の担当の方に「A社を受けたい」って話していたところ、実際に受けたA社の面接官がその担当者の友人だった上に、自分と同じ高校出身だったので驚きました。またバイト先のお客さんが家の近所でお店をやっていて、呼ばれて行ったらそこにいたお客さんがB社の元人事担当だった方だったりと、人と人のつながり人の縁というものをすごく感じましたね。どこで何があるかわからないなあって。
井手さん この就活がなければ、自分を見つめるなんてことはなかったと思います。将来のことも考えることができたし、自分という人間がわかって、人生の指針が定まったような気がします。
木村さん 就職活動をするっていうことは、言葉遣い一つにしても社会人としてビジネスとしての意識がないとダメだって思いました。学生の感覚から気持ちを切り替えてやらないと。社会人っていうのは就活の延長線上にあるわけで、そのあたりが分からないで就活してる人もいますよね。身だしなみとかマナーとか基本的なことをしっかりさせた上でないと、面接などでちゃんと自分を表現することができないと思いました。
後藤さん 自分って何だろう?とか、就活を通じていろいろな事を考えさせられました。こんなに家族と真剣に話し合った事も初めてだったし。あと、企業に自分を認めてもらえた事がすごく嬉しかったです。就活って深いなぁ、って思いました。
     静岡での就活と在学先での就活を両立させる上での注意点などありますか。
井手さん 3年生の時授業が詰まっていて、午前中講義を聴いて、午後静岡で説明会に行ったこともあったので、大学の単位は早めにとっておいた方が良いと思います。移動に時間も掛かるし。交通費も掛かる事を覚悟しておいたほうが良いです。結局親に出してもらいましたけど。
後藤さん 東京は動きが早くてすっごく刺激になりました。みんな意識が高くて必死になってるのが分かるんですよ。だから静岡にいる人は、「早いかな」と思ってもどんどん行動した方が良いとおもいます。
     後輩にアドバイスをお願いします。
佐藤さん 行動力と執念です!
井手さん 何か悩むことがあったら、周囲の人達に自分から働きかけることが必要です。
木村さん 考えるよりもまず動くことが大切ですね。パソコンの情報だけに頼っていてはダメで、自分で行動してこそ本当のことが分かると思います。
後藤さん 素直になること、自分の飾らない姿を相手に見せるべきだと思います。内定がゴールだと思わないで、会社で働く自分の姿を見つめた就活をしてほしいですね。就活は楽しまないと。
     座談会に参加してくださった4人の皆さん、ありがとうございました。
今回参加してくださった皆さん全員が、先輩や友人、家族など、「人のつながりの大切さ」を感じ、また、そのことによって就活を楽しむことが出来た、という点が印象的でした。
また、「社会人の一員として」就活を意識すること、そして、「早めに」「自分から行動しよう」という具体的なアドバイスも多かったです。
現在就活中の方は、是非SJCのイベントに参加して、就活スキル向上だけでなく、人のつながりを作って欲しいと思います。
 
皆さん、就活を通じて多くを学び、ひと回りもふた回りも成長されたようですね。
これからのご活躍を期待しています!ありがとうございました。